明治期 山口銘 人物根付 / 提灯持つ翁の細密彫刻
¥100,000
- 時代
- 明治
- 素材
- 象牙風素材
- 状態
- 経年による味わい
山口銘が刻まれた人物根付。腰を屈め、提灯を手にする翁の姿を象牙風の素材で細密に彫り出した一品です。穏やかに微笑む表情、衣の襞や文様の墨入れ、足元の指先や提灯の編み目に至るまで、職人の卓越した技巧が凝縮されています。根付は江戸期に印籠や煙草入れを帯から下げる留め具として発達し、明治以降は海外輸出用の美術工芸品としても高く評価されました。掌に収まる小さな造形のなかに物語性と日常の情景を宿す、和装文化を象徴する逸品です。長年の経年により素材は飴色を帯びはじめ、味わい深い風合いを醸しています。
カテゴリ: 古美術(東洋)